Floppyブートプログラムの追加

フロッピーディスクのイメージファイルを追加してブート可能にします。

ブートソフトの1つに 3.5 インチフロッピーディスク用のものがあります。
フロッピーディスクに書き込んでブータブルディスクとして作成し、このフロッピーからPCを起動するためのものですが、これをマルチロールディスク Multima に追加する方法を紹介します。

FreeDos

DOS/VのPC用に作られている無料のDOSです。

FreeDos Download

上の画像をクリックすると FreeDos のサイトへ移動します。

ここでいろいろなバージョンをみつけることができますが、
今回はフロッピーディスクタイプのものを使うことにします。

  1. このページの
    Looking for a single-disk version of FreeDOS?
    の文章最後にある”(Download )”をクリックすると
    balder10.img があるのでデスクトップにダウンロードします。
  2. フロッピーディスクイメージのための準備 で用意したデスクトップにある Floppy フォルダ内の rawwritewin.exe を起動します。
  3. Write タブ内の Image file で […] をクリックし、デスクトップにダウンロードした balder10.img を選びます。

    rawwritewin freedos write

  4. フロッピーディスクをドライブに差し込んでから[Write]ボタンをクリックします。

    フロッピーディスクの作成が始まります。
    RawWrite のウィンドウの左下の表示が 100% になればディスクは完成です。

  5. RawWrite を[Exit]をクリックして終了します。
  6. 次に SUPERウルトラISO を起動します。
  7. Welcome の画面で5秒後に{体験版を使用する}をクリックします。

    SuperUltraISO welcome画面

  8. UltraISO のウィンドウの上部メニューから
    ブート → フロッピーイメージの作成 を選択します。

    SuperUltraISO イメージファイル作成1

  9. SuperUltraISO イメージファイル作成2

    {フロッピーイメージの名前}の右下の[…]をクリックして

    Multima フォルダ内の BootSoft フォルダの中を選択
    ファイル名を Dos
    ファイルの種類を フロッピーイメージ (*.ima)

    と設定し
    {保存}をクリックします。
    すると上の画面の表示になります。

  10. 次に{作成}をクリックし、「フロッピーイメージの作成完了」の画面が表示されれば、フロッピーディスクから新しく Dos.ima が作られました。

    FreeDosイメージファイルの完成

Rawwritewin とSuper ウルトラ ISOを使ったのは
img のファイルのままではブートしないため ima ファイルにしたというわけです。

直接 img から ima へ変換するソフトがあればもっと早いのですが、残念ながらそのようなフリーウェアは今のところ見つかっていません。

次回へ続きます。