フロッピーディスクのイメージファイルを追加してブート可能にします。
ブートソフトの1つに 3.5 インチフロッピーディスク用のものがあります。
フロッピーディスクに書き込んでブータブルディスクとして作成し、このフロッピーからPCを起動するためのものですが、これをマルチロールディスク Multima に追加する方法を紹介します。
FreeDos
DOS/VのPC用に作られている無料のDOSです。
上の画像をクリックすると FreeDos のサイトへ移動します。
ここでいろいろなバージョンをみつけることができますが、
今回はフロッピーディスクタイプのものを使うことにします。
- このページの
Looking for a single-disk version of FreeDOS?
の文章最後にある”(Download )”をクリックすると
balder10.img があるのでデスクトップにダウンロードします。 - フロッピーディスクイメージのための準備 で用意したデスクトップにある Floppy フォルダ内の rawwritewin.exe を起動します。
- Write タブ内の Image file で […] をクリックし、デスクトップにダウンロードした balder10.img を選びます。
- フロッピーディスクをドライブに差し込んでから[Write]ボタンをクリックします。
フロッピーディスクの作成が始まります。
RawWrite のウィンドウの左下の表示が 100% になればディスクは完成です。 - RawWrite を[Exit]をクリックして終了します。
- 次に SUPERウルトラISO を起動します。
- Welcome の画面で5秒後に{体験版を使用する}をクリックします。
- UltraISO のウィンドウの上部メニューから
ブート → フロッピーイメージの作成 を選択します。
{フロッピーイメージの名前}の右下の[…]をクリックしてMultima フォルダ内の BootSoft フォルダの中を選択
ファイル名を Dos
ファイルの種類を フロッピーイメージ (*.ima)と設定し
{保存}をクリックします。
すると上の画面の表示になります。- 次に{作成}をクリックし、「フロッピーイメージの作成完了」の画面が表示されれば、フロッピーディスクから新しく Dos.ima が作られました。
Rawwritewin とSuper ウルトラ ISOを使ったのは
img のファイルのままではブートしないため ima ファイルにしたというわけです。
直接 img から ima へ変換するソフトがあればもっと早いのですが、残念ながらそのようなフリーウェアは今のところ見つかっていません。
次回へ続きます。